TRPGにハマってから、あれよあれよとボードゲームにもハマりました。
あまりにもボードゲームが楽しすぎて、ここ数年で40~50個くらい買ったと思います。
というわけで今回は、私が所持している中からオススメのボドゲを20点紹介します。
初心者の方でも手を取りやすいものを中心に紹介するので、よかったら参考にしてみてくださいね。
ボドゲを買う基準
まず私がボードゲームを購入する基準ですが、テーマやデザインが好きかどうかで決めています。
あとはプレイ時間が短くて誰でも盛り上がれる軽量級やパーティ系が好きなので、今回の記事ではそのようなボドゲが多いです。
人数は2人~10人くらいで遊ぶことをイメージしてもらえたらと思います。
軽量級(~30分)
コヨーテ
- 人数:2~10人
- 時間::15~30分
- 年齢: 10歳~
本当にびっくりするくらい盛り上がるパーティーゲームです。大人数でも遊べるのがいいですね。
数字が書かれたカードを額に当てて順番に数字を宣言し、場に出ている数字の合計をオーバーしないようするだけのシンプルなゲームです。
5人と8人でそれぞれ遊びましたが、どちらもすごく盛り上がりました。ちなみに私が持っているボードゲームの中で一番「これ楽しい!」とみんなから言われました。
そこそこ安いし小箱なので、1つ持ってても損はないかなと思います。持ち運びしやすいところもオススメです。
音速飯店
- 人数:2〜6人
- 時間:15分
- 年齢:6歳~
とりあえず初手で遊べば間違いないんじゃないか、というくらい盛り上がるパーティーゲームです。
しかもルールが簡単で万人向けなのがいいですね。
遊び方は公式動画を見たら一瞬で分かります。とにかく見てみてください!
手札のカードを「タンタンメン!」「チャーシューメン!」と声に出しながら、中華皿に投げ入れていくゲームです。楽しいです。
すぐ終わるので何回も遊べます。デザインが良くて雰囲気があるのがいいですね。
ザ・ゲーム
- 人数:1〜5人
- 時間:15~20分
- 年齢:8歳~
協力型ゲームなので、考えながらじっくり楽しむ感じになります。
1人ずつ手札の数字を昇降順に出していくのですが、その際に数字を言わずにみんなと意思疎通しなければなりません。
私が持ってるのはデザイン違いのクワンチャイ・モリヤ版ですが、残念ながら現在は販売終了しています。
内容はほとんど同じなので、デザインを気にしない方はどちらでも買っていいんじゃないかなと思います。
ito
- 人数:2~10人
- 時間:30分
- 年齢:8歳~
こちらも協力型ゲームです。初対面でアイスブレイク的に遊ぶと打ち解けやすいかもしれません。
ザ・ゲームと同じく手札の数字を出していくのですが、こちらはお題に沿って並べなければなりません。
カードを出す際は数字を言わずにたとえたものを言います。たとえば「かわいい動物」というお題なら、「猫」と宣言します。
ちなみに私は最近発売されたデザイン違いのクラシック版を買いました。
こちらも内容はほぼ同じですが、デザインがオシャレでカッコイイです!
ペンギンパーティ
- 人数:2~6人
- 時間:15分
- 年齢:5歳~
かわいいパーティゲームと見せかけて、なかなか頭を使います。
有名なボードゲームデザイナーで、数学博士でもあるライナー・クニツィア先生の作品です。面白そうなボドゲは大体この方が作ってます。
5色のカードをピラミッドの下段から並べていくのですが、上段にカードを置く際は下段にある左右どちらかの色しか置けません。
ちなみに私はデザイン違いの韓国語版を買いました。
韓国語版はホヌゲームズのラッキーバッグで入手しました。かわいいです。
もっとホイップを!
- 人数:2〜5人
- 時間:20分
- 年齢:8歳〜
ケーキのイラストがいいですね!ビジュアルがいいとやっぱりテンションも上がります。
パーティーゲームっぽい見た目とは裏腹に、ガチガチの心理戦になって面白いです。
ホールケーキを人数分に切り分けて順番に選び、得点を競うゲームです。最後まで勝てるかどうか分からないのがいい!
サクッとできるから連続で何回もできて良いですね。終わった後に「もっかいやろう!」とよく言われます。
ニューヨーク・ニューヨーク
- 人数:2〜4人
- 時間:20分
- 年齢:8歳~
こちらも絵が可愛い!ニューヨークの街並みを作っていくタイル配置ゲームです。
カードは全部で4色あり、それぞれ自分の担当色を決めます。手札から順番にカードを出しますが、一番最後に上にあるカードにだけ得点が入ります。
シンプルだけど読み合いがあって面白いです。
ちなみにこちらのデザインはリニューアル版です。playteというメーカーが作っていますが、ここのデザインすごく好きです。
プララーヤ
- 人数:2~5人
- 時間:15~30分
- 年齢:8歳~
沈みゆく島から宝を持って脱出するチキンレースゲームです。雰囲気があって良いですね。
場に並べたカードを順番に取って補充するのですが、カードが全て「海」になったらゲーム終了です。なので場のカードが海一面になる前に、「ドニ」という船のカードを得る必要があります。
世界観もゲーム性も大好きだし、リプレイ性の高さもあるので何回やっても面白いです。
ただし販売終了しているので、入手困難なのが難点です。
あと、もし買うなら改訂版のリバイズドエディションの方がいいと思います。
追記:2024/10/3に再販されるそうです!人気商品は予約で販売終了もあり得るのでご興味のある方はお早めに!(追記終了)
中量級(30分~)
ファラウェイ
- 人数:2~6人
- 時間:25分
- 年齢:10歳~
ここ最近で一番面白かったです!2024年のフランス年間ゲーム大賞で受賞しました。
カードを順番に出していくのですが、各カードに書かれた条件をクリアしないと得点になりません。
しかし得点計算は最後に出したカードから加点されるので、後のことを考えながらカードを出していかなければなりません。
めちゃくちゃ頭を使うのにすぐ終わるので、「もう1回!」となります。
ミステリウムパーク
- 時間:30分
- 人数:2~6人
- 年齢:10歳~
ミステリウムというボドゲの簡易版ですが、これだけで遊べます。
パークの方がルールが分かりやすいので私は好きです。
ミステリウムパークは移動型遊園地がテーマの協力型ゲームです。デザインやイラストの雰囲気がすごくいいですね。
ゲームマスターは「抽象的な絵が描かれたカード」を伝え、プレイヤー達はカードの絵柄を見て「事件の犯人と犯行現場」を当てます。
ゲームマスターは喋れないのでもどかしいけど、プレイヤーに当ててもらえた時はすごく嬉しいです。意思疎通のありがたみを感じるゲームです。
当たっても当たらなくても「なんでそうなった!?」と盛り上がります。
キャット・インザ・ボックス
- 時間:30分
- 人数:2~5人
- 年齢:13歳~
ネコが可愛い!コマもカラフルでいいですね。
こちらはトリックテイキングゲームです。トリックテイキングは「最初に場に出された色と同じ種類のカードを出し、さらにカードの数字が大きい人が勝つ」というものです。
キャット・イン・ザボックスが面白いのは、普通のトリックテイキングとは違って場に出す時に自分で色を決められるところです。
そうなると「好きな色を出しまくればいい」と思うかもしれませんが、このゲームのミソはパラドックスという状態が発生してしまうところです。
シュレディンガーの猫のように、最後までどうなるか分からないところがいいですね。
ワーリング・ウィッチクラフト
- 人数:2~5人
- 時間:30分
- 年齢:14歳~
対戦ゲームですが、作業ゲーっぽく黙々と遊べます。
素材を使って魔法薬を調合し、相手にいらない素材を押し付けてバーストさせるゲームです。
各自が持てる素材の数が決まってるので、溢れた分は相手の得点になってしまいます。
素材はカラフルなキューブなのですが、これを扱うのが楽しいです。
大釜に乗せて相手に素材を渡す時に魔女の気分になれます。
アクロポリス
- 人数:2~4人
- 時間:25分
- 年齢:8歳~
立体的なパズルっぽいタイル配置ゲームです。
タイルを繋げて都市を作るのですが、なんと上にもタイルを積むことができます!
タイルの色や数で得点が決まるので、町の完成形をイメージしながらタイルを配置していきます。まるで都市計画ですね。
できあがった町は映えるので、勝っても負けても嬉しいです。
カム・セイル・アウェイ!
- 人数:1~4人
- 時間:25分
- 年齢:10歳~
豪華客船がテーマでデザインもオシャレです!
マンカラみたいに各エリアにコマを置いていきます。
一筆書きのようにコマを置いて行かないと得点にならないので、結構頭を使います。
コンポーネントがいっぱいあって広げるのは大変ですが、遊ぶと意外に軽いのでサクサク楽しめます。
モダンアート
- 人数:3~5人
- 時間:45分
- 年齢:10歳~
こちらもライナー・クニツィア先生のゲームです。ちなみにヴァリアントルールを使えば2人でも遊べます。
手札の絵画カードをオークションにかけてお金を得る、いわゆる競りゲームです。
順番にオークションで絵画を買い、ラウンド終了時に画家の市場価値が決まります。最後に一番お金を持ってた人が勝ちです。
私はアメリカのAmazonで韓国豪華版を買いました。
内容は通常版とほぼ同じですが、カードに使用されているイラストが本物の絵画だったりするところが良いです!
ガンナガン
- 人数:2人
- 時間:10~30分
- 年齢:12歳~
イラストカッコいい!しかも面白いです!
ガンナガンはLCGといって、トレーディング要素なくデッキを組んで遊べるカードゲームです。
デッキビルドといえばドミニオンも好きだけど、ガンナガンはより遊戯王みたいなTCG感があって楽しいです。
ガンナガンはそれぞれの銃に対応するデッキからカードを引き、銃に銃弾カードを装填して相手を攻撃します。
買ったボドゲの中で一番よく遊んでます。遊びすぎて拡張版も独立拡張版も全て買いました!
拡張版はキャラも銃も増えて楽しいです。カードゲーマーの友人がいる方にオススメです。
重量級(60分~)
テンペニー・パーク
- 人数:1~4人
- 時間:45~75分
- 年齢:14歳~
遊園地を作るワーカープレイスメントゲームです。
ワーカープレイスメントはコマを配置して、その分だけお金を稼いだりタイルを増やしたりすることができます。
タイルを配置して遊園地を作るのですが、パズル要素もあったりして楽しいです。
箱にしまうの大変だけどコンポーネントにメリーゴーランドがあるの嬉しい!
アートワークを担当しているヴィンセント・デュトレさんの絵が好きなので、それだけで欲しくなります。
ティカル
- 人数:2人~4人
- 時間:60分~90分
- 年齢:10歳~
1999年のドイツ年間ゲーム大賞で受賞しました。遺跡の雰囲気が良くて好きです。
古代マヤ文明がテーマのゲームです。アクションポイントを使ってコマを配置し、遺跡を探検していきます。
遺跡を発掘すると塔を建てることができるのですが、これがすごく映えます!
このボドゲがきっかけでマヤ文明に興味が沸きました。ロマンと怖さがあるよねマヤ文明。
狂気山脈
- 時間:60分
- 人数:3~5人
- 年齢:12歳~
クトゥルフ神話がテーマの協力型ゲームです。
めくったタイルに書かれている数字を見て、手札から同じ合計の数字カードを出すだけなのですが「狂気カード」がそれを妨害します。
狂気のせいで歌ったり、小声になったり、喋れなくなったりします。プレイ中にみんながしっちゃかめっちゃかになるのが肝のゲームです。
4~5人くらいでやった方が面白いと思います。ゴールできた時の達成感がすごいです。
残念ながら販売終了していますが、クトゥルフ好きはなんとか頑張って入手することをオススメします!
ロココの仕立屋
- 時間:60~120分
- 人数:1~5人
- 年齢:14歳~
この記事でロココの仕立屋を紹介するか迷いましたが、書かせてください。
特に私がオススメしたいのはリニュアル豪華版です。
長らく入手困難でしたが、最近やっと再販されたため購入することができました。
内容は意外にシンプルで、カードを使って素材を集めてドレスを作るゲームです。
ゲームとしても面白いですが、リニュアル豪華版の美しいアートワークとコンポーネントを見るだけでもう満足です。
めちゃくちゃ高かったけど勇気出して買って良かったです。
番外編:マーダーミステリー
マダミスもいくつか遊んだのでオマケとして書いてみます。
私はグループSNEのマーダーミステリー・ミニシリーズが好きなので、その中からオススメを紹介します!
マダミスは大体7~8人くらい集めないとできないのですが、ミニシリーズは2~5人でもできるのでありがたいですね。
紫乃淵リライト
- 時間:60
- 人数:2人
- 年齢:15歳~
初めて2人用マダミスを遊びましたが面白かった!
ネタバレになるので内容については言えませんが、少人数でマダミスが楽しめるのは嬉しいです。
プレイ時間もサクッとできてちょうど良かったです。
ウェンディ、大人になって
- 時間:120分
- 人数:4~5人
- 年齢:15歳~
こちらも良かった!ストーリーがしっかりしてて面白かったです。
4人でもできますが、できれば5人でやった方がいいですね。ちなみに4人だと1キャラをNPCとして扱います。
真剣にやりすぎてプレイ時間がかなり押してしまったのですが、それくらい濃密でした。
感想
こうして書き出してみると、面白いのに入手が難しいボドゲもいくつかありました。
後半になるほどマニアックになってしまいましたが、どれも全部好きなのでオススメです。
ボドゲはすぐプレミアになるので迷った時は買ってください!本当に!
まだ遊べていない積みボドゲがあるので、今後もどんどん追記していきたいです。
みなさま、良きボードゲームライフを!