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昔のクレしんが好きだったあなたへ。映画『逆襲のロボとーちゃん』ネタバレ感想

クレヨンしんちゃんの映画は、劇しんと呼ばれたりするほど、それだけで知名度が高いです。

しかし人によって思い入れのあるタイトルは、千差万別だと思います。自分が子供の頃に何度も観たもの、映画館に足を運んで観たもの……

今回は、私が大人になってから初めて観た『ロボとーちゃん』の話をします。

原恵一監督以前・以降


『ロボとーちゃん』を語る前に、劇しんを語る上で原恵一監督の存在は切っても切れないと思います。

劇しん史上最も認知度があるであろう『オトナ帝国の逆襲』『戦国大合戦』を手がけたのが、原監督だからです。

しかしそれと同じくらいに原監督の作品で特徴的なのが、子供向けアニメとは思えないくらいにヒューマンドラマとしての描写がしっかりしていることが挙げられます。


だから「昔の劇しんが好き」という人は、私のように原監督のリアルな演出が好きという方も多いのではないかと思います。


なんとなく「劇しんがつまらなくなった」なんて思うのも、無理はありません。なぜなら私は、彼の描くキャラクターの人間臭い部分をクレしんに求めていたのです。

そしてもちろん、劇しん最初期の本郷みつる監督の作品が好きな方も多いかと思います。

本郷監督の描く作品の特徴としてはSFファンタジー要素が強く、とてもワクワクドキドキするような作品になっています。

そんな彼らの功績はとても偉大です。しかし偉大すぎるが故に、私は心の奥底で劇しんへの幻想を抱いてしまうようになったのです。

ロボとーちゃんは面白い?


さて、本題の『ロボとーちゃん』についてです。

ちなみに私は、『カスカベ野生王国』までの17作品しか劇しんを視聴していません。

もしあなたが私と同じように「なんとなく昔の劇しんが好き」なら、ロボとーちゃんも面白いと感じるかもしれません。


なぜならこの作品では、あの頃のクレしん映画を感じることができるからです。


それが良いことなのか悪いことなのかは、私にはわかりません。でも私にとってロボとーちゃんはとても面白く、そして懐かしく感じました。

そもそも『クレヨンしんちゃん』というコンテンツは、時代の流れを受けてどんどん変化していく作品だと私は思っています。

最近のことはよく知らないのですが、原作やTVアニメでも時事ネタをどんどん取り込んだりしているイメージだし、 もちろん映画も同じように進化し続けているのでしょう。


だからこそ「私の好きな劇しん」はもう戻ってこないのだと、心のどこかで感じていました。


めちゃくちゃで、面白くて、なのにちょっとだけいい話。

だからこそ、まさかあの頃のノリをもう一度見ることができるなんて思ってもみなかったです。

ストーリーについて


『ロボとーちゃん 』というタイトル通り、この映画はしんのすけの父であるひろしが主役です。

ひょんなことからロボットに改造されてしまったロボとーちゃんを含めた野原一家が、悪の組織「父ゆれ同盟」と戦うというストーリーです。

ラストの結末


物語を観ているとだんだん気付いてくるのですが、ロボとーちゃんはひろしの記憶をコピーしただけのロボットです。

愛する家族がいて、その家族を守るために戦った。でも自分は彼の本当の父親ではなく、ただのロボットでしかありません。

この設定、私はとてもずるいと思います。こうやって書いてるだけでも、映画のストーリーを思い出して泣けてくるからです。

そんなこんなで、野原一家は団結して悪の組織に勝利を収めますが、しかし物語はこれで終わりではありません。


最後にロボとーちゃんは、本物の野原ひろしと腕相撲で対決するのです。


ラストは、この物語のテーマである「父親のあり方とは」という問いかけに、実にクレしんらしい描き方で決着をつけていたと思います。

「どっちも勝てー!」
「あーい!」
「あなた、勝って!」


最後のこのシーンがやっぱり一番グッときたし、とても印象に残っています。

「どっちもオラの大好きなとーちゃんだ!」


父親って、一体なんなんだろう。その答えが、しんのすけのセリフなのだと思います。

しんのすけの成長


しんのすけの成長は、同時にコンテンツの成長とも言い換えることができます。

今では声優さんも、昔と変わってしまいました。いつまでも「あの頃のしんちゃん」ではいられません。どんなものにも変化はつきものだからです。

今後もクレヨンしんちゃんというコンテンツは続いていくのだと思います。

でも、しんちゃんはずっと自由で元気に、明るく楽しく過ごしてくれてたら嬉しいですね。



これを機に、最近の劇しんも観てみようかなと思いました。『新婚旅行ハリケーン』も気になるなぁ。

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